トレースの準備ーテンプレートの配置について
画像をテンプレートで配置することの意味
イラストレーターでトレースをする場合、画像を下絵としてテンプレートで配置しますが、テンプレートで配置する場合の利点について説明します。
通常の配置で画像配置する場合はプレビューで見ると濃度が薄いかどうかの違いだけですが、アウトライン状態にするとただのバウンディングボックスの箱だけの表示になってしまいます。
トレースする時は細かい線はアウトラインモードで作業をしてプレビューの状態は実際の色で作成することにより後で色を再設定する手間が省けます。
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テンプレート配置の利点
- Ctrl + Y (⌘ Y)でプレビュー or アウトラインを表示切り替えしても画像を表示してくれる
- スポイトツールで色を引っ張る時に100%濃度で適用してくれる。
- テンプレート画像を配置したままでも印刷に影響を及ぼさない(印刷されない)
テンプレートで配置されている場合はアウトラインの表示に切り替えていても画像は表示され、スポイトツールで色をひっぱっても濃度100%で色を適用してくれます。
また、印刷する場合においても画像を配置したままでもテンプレートで配置した場合は配置したままの状態でも印刷されることはありません。